さうぴーの趣味色々

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大型特殊免許 取得奮闘記

かなり長くなりますが……σ(^_^;)

 

1年前にならますが、フォークリフトの資格が欲しく、教習センターに予約を入れました。

普通自動車の免許しかないため、講習は31H/4日となるが、大型特殊免許があれば、11H/2日に短縮され、費用も¥35,000から¥22,000になる。

まだ講習まで時間もあるし、大型特殊取って日数と費用を削減する目的のためだけに大型特殊を取ろうと平針試験場へ。

実技試験は受付を行なってもすぐに試験は出来ない。受付で何日か候補日を提示され希望日を申込むスタイル。

2週間後くらいの試験日に申込み、その日はさいなら〜っと言いたいが、そのまま隣りの平針自動車教習所へ。

大型特殊の入校手続きを行う。有効期限3ヶ月で¥3,400。

試験日まで時間が無いのでササクサと予約を行うが都合良く空いているはずがないσ(^_^;)

『今からですと、バケット車の講習枠は一杯で、フォークリフトでの講習しかないですが…』

平針試験場は大型特殊免許実技試験にフォークリフトバケット車の2台があり、大抵曜日で試験車両が決まっているとの話だが、試験官によっても違うとの話らしいです。

出来ることなら1回はバケット車に乗ってみたかったが、試験日にリフトになることを祈りつつ3回の予約を済ませた。

平針試験場での試験は車両もそうだが、コースも2種類のAコース、Bコースがある。

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自分が受けに行ったのは、ちょうど試験コースの改修工事中。元々の試験コースは知らないが、見た感じは、かなり短いコースだなぁ〜って感じた。『これならもしかして行けるかも』っと淡い期待を……

 

3回しかない練習で、基本的な操作/運転方法とコースでの減点ポイントを教えてもらい講習終了〜(-。-;

 

不安一杯で試験日となった。

忘れないうちに、とっとと試験を受けようと1番で試験を行う勢いで平針試験場に向かったが、2番手。

受付係の人に『今日の試験コースと車両は何になりますでしょうか⁇』リフトですと言って返ってくる回答を期待していると……

『今日は、 Aコースのバケット車ですよ〜』( ̄◇ ̄;)

最悪の返答が……

つい、心の叫びが口から出て『マジか〜‼️1回も乗ったことないのに〜』

受付係の人はニヤリと微笑み『頑張ってねぇ〜』

コースは大体覚えたが操作方法や車両感覚は、わかるはずもない( ̄▽ ̄;)

リフトの場合、爪上げて親起こしてスタート。バケット車ならバケット上げて親起こしてスタートのはず……

試験前にバケット車がスタート位置へ……f:id:sazabi001:20190930105723j:image
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運転席を覗き込みレバーの位置や車幅を確認。

そうこうしているうちに試験官登場。

『ゲェ〜Σ(゚д゚lll)』どっかで見た‼️っと思ったら試験官の人、受付してた人じゃ〜あ〜りませんか‼️さっきの聞かれてしまった(ー ー;)

試験者は計9人。1人20分程度としても3時間かかる計算。

試験の説明、注意事項の説明が終わり試験開始。有難いのは、試験場が改修中のためコースは全て試験官が説明するとのこと。ラッキーo(^o^)o

 

1番の人のスタートの仕方だけ確認し、その後はひたすら今までメモした減点箇所の確認。

とうとう自分の番(ー ー;)

『もう、今回は練習のつもりだわ』っと開き直り、とりあえず周囲の確認後、乗り込んだ。

まず現状の運転席から見える停止位置を歩道のマス目で覚え、各レバーの位置や方向を覚えつつミラーで周囲確認していざ出発。

スタートから50m程度は採点無しの区間

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その間に車両感覚やハンドルの遊び、アクセルとブレーキの反応具合みる。何をやってもOK。そんなこんなで採点無しの区間は終了。同時に試験開始〜( ̄▽ ̄;)

サスが無いので跳ねる跳ねる。跳ねないようにアクセルでコントロール。とにかく車線の真ん中をキープに集中。

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外周の右カーブ。途中に障害物で車線変更。終わると軽くS字。後輪操舵のためハンドル切りすぎるとふらつきの原因になり減点。スピードを落とさず慎重にクリア。その後のストレートでは時速20km以上出すのが課題。

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S字でスピード落とすと辛くなる。名一杯アクセルを踏んで課題をクリア。

次は内周路に突入。

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他の試験車両も走っているので、足の遅い特車は対向車がかなり離れていても待ち。ここでは三角ゼブラがあるのだが、踏んでもダメ。離れてもダメ。離れても10cm程度( ̄◇ ̄;)

内周路、入るとすぐに踏切。窓開けて安全確認し一気に渡る。右折のため右ギリギリに寄り、交差点ではまた白線舐めるように曲がる。

S字は楽勝。

また外周路に出てフラつかず、遅過ぎず、安全確認怠らずに内周路を周り、また外周路へ。

最終課題の方向転換。

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外周路から右へ幅寄せして侵入。

バックで左後方のスペースへ入るため、右側になるべく寄せて体制を作る。目標は左側に寄せ右側にスペースを確保すること。そうしないと出るのは右方向なので、後輪操舵のため右側の縁石にヒットさせ終了となる。

バックで入れるのは問題無く出来た。今度は脱出。若干切り遅れた。( ̄▽ ̄;)

バケットのため前方にどれほどのスペースがあるのかさっぱりわからない。(~_~;)

3回まで切り返しは減点されないので、申告して切り直し、縁石にも当てず方向転換完了〜。

最後の難関。スタート位置へ戻り、発車前と同じ姿勢に戻さなくてはならない。

スタート前に覚えた歩道のマス目まで慎重に進み停止。衝撃をなるべく与えないようにバケットを地面に設置させる。

何とか試験は止められることなく終了出来た( ´Д`)y━・~~

試験官『大体良かったけど、安全確認が甘いところがあったね〜。お疲れさま〜』

※この時点で合格/不合格とも言ってくれない。

 

降車し、『はぁ〜』っとため息(◞‸◟)

とっとと帰りたかった。

不合格でも発表まで残ってないとあかん(~_~;)

次の手続きがあるからだ。

喫煙所で時間を潰して待つ。

発表時間となり、電光掲示板が見えるベンチで待ち、運命の発表……

待てど暮らせど特車の番号が出ない。

……『ひょっとして全員落ちた??』

とうとう電光掲示板の電気が消えた。

アナウンスで不合格の方は次回の手続きをして下さいとのことで、言われた窓口に並んで待つ。

落ち込みながら自分の番。『貴方の番号ありません。一度2階の窓口へ行って確認して下さい。』( ̄◇ ̄;)

落ちてなおかつ回されるのかい(~_~;)

言われた窓口へ。『不合格のところに書類が無かったんですが…』

『合格してますので、急いで交付手続きの教室へ行って下さい‼︎』

半分冗談なのかっと教室へ入ると『やっと来た。あんたが最後‼︎はいっ合格証。説明聞いてね‼︎』

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最初は訳が分からなかった。( ゚д゚)

本当に落ち込んでたところからの奇跡に近い一発合格。※でもギリギリ合格の70点(⌒-⌒; )

説明など耳に入るはずもない。

 

特車での合格者は自分含めてこの日は3人。どうも電光掲示板を見る場所が違っていたらしい……(-.-;)y-~~~

最後までお粗末な話であるʅ(◞‿◟)ʃ

 

18歳で同じくここで一発試験で普通車の免許を取って28年ぶりにまたまた一発合格(´∀`)

しかも、乗ったことの無い車両で( ˆoˆ )/

久々に嬉しかった。

 

免許を受け取り、そのままフォークリフトの教習所へ向かい、講習の変更を行いました。

 

今回の大型特殊もたまたま一発で合格したかもしれません。人並みに努力はしたつもりです。イメージトレーニングでは試験コースを50周は手抜き無しに頭の中で走りました。

体で覚えるのが一番ですが、イメトレも結構役に立ちます(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

長文になりましたが、最後まで読んでいただき有難う御座います。

 

やれば出来る。何事も‼︎